ニュースリリース

ニューキノロン系経口抗菌剤「ラスクフロキサシン」の中国におけるライセンス契約締結について

2022年3月17日

当社の子会社である杏林製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荻原 茂、以下「杏林製薬」)は、ニューキノロン系経口抗菌剤「ラスクフロキサシン」(以下「本剤」)について、このたび Nanjing Neiwa Faith Pharmaceutical Co., Ltd.(本社:中国南京市、社長:許 亮、以下「南京 Neiwa Faith社」)と中国における開発及び販売に関するライセンス契約を締結しました。

今回の契約締結により、杏林製薬は南京 Neiwa Faith 社に対し、中国における本剤の独占的開発権及び販売権を供与いたします。

「ラスクフロキサシン」は、呼吸器・耳鼻咽喉科領域感染症の新たな治療薬として杏林製薬が創製したニューキノロン系経口抗菌薬です。日本では、杏林製薬が「ラスビック錠 75mg」の製品名で、2020年1月より発売しています。

杏林製薬は、日本国内で感染関連領域におけるソリューション提供型営業活動を展開しており、本剤について重点領域である呼吸器・耳鼻科領域において最新の情報提供を継続的に行うことにより、感染症治療への更なる貢献を目指しています。このたびの南京 Neiwa Faith 社との提携により中国で本剤の普及を図るとともに、今後ともグローバルなライセンス活動を積極的に展開してまいります。

今回の契約締結による 2022 年 3 月期の連結業績予測に与える影響は軽微です。