基本的な考え方
多様な価値観を尊重し、自律的で柔軟な働き方を推進することにより、人と組織の活性化を図り、持続的な企業価値の向上を目指します。
女性活躍推進
女性活躍推進に関する取り組みを通じて、女性社員が自らの能力をいかんなく発揮し、活躍できる環境の整備を進めます。
全女性社員を対象にアンケート調査を実施し、それにより特定した課題に対する対応策として、社員教育(e-learningや外部講師による講演聴講、職場ディスカッション、キャリアデザイン研修等)と多様な働き方を支援する制度の充実(在宅勤務制度、フレックスタイム制度、時差出勤制度、男性育児休業取得促進等)に取り組んでいます。
2030年までに管理職の女性比率15%の達成を目指します。
子育て/介護にあたる社員の支援
育児や介護等のライフサイクルに応じた生活支援を行うことにより、仕事と家庭を両立しやすい環境づくりとともに、社員が健全な家庭生活を背景に充実した職業生活を送ることができる環境の整備を進めます。育児や介護にあたる社員のための取り組みが評価され、次世代育成支援対策推進法に基づき「子育てサポート企業」として、2021年「くるみん認定」を取得しています。
また2023年11月より育児休業開始から5日間を有給休暇とすることで、男性女性を問わず、育児がしやすい、多様な働き方を尊重する企業風土を醸成するための取り組みを進めています。 2025年度までに男性育児休業取得率50%以上を目指し、育児休業の取得を希望する男性社員に対し、制度や事例の紹介などを通じて取得の後押しをしています。
障がい者採用への取り組み
健常者と同様に障がいのある方も自らの能力を最大限に発揮し、適性に応じた職場に就き、自立できる社会の実現のために企業としての社会的責任を果たしていきます。
聴覚障がい者向けアプリを活用するなど障がいのある方が働きやすいと感じる職場環境の整備にも取り組んでいます。
再採用制度
ライフイベント(結婚、配偶者の転勤、妊娠・出産・育児、介護、ボランティア、留学など)の事由により退職した社員を対象に、働く意欲を保持し、周りから認められ必要とされる人材に再び働く場を提供する再採用制度(ジョブ・リターン制度)を設けています。
中途採用
多様で柔軟な働き方を目指し、新卒採用だけではなく高度な技術や豊富な経験を有する方々の中途採用を実施しています。昇進機会の不平等などの懸念をなくし、適材適所を旨として登用を行っています。
有給休暇の促進
働き方改革関連法の有休取得の義務化(年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対して、年次有給休暇の日数のうち年5日については、使用者が時季を指定して取得させることを企業に義務付けるもの)に対応するだけでなく、定期的な休暇取得を促進しています。
社員が仕事と生活のバランスを図り、持てる力を最大限に発揮できるよう、時間単位での柔軟な休暇取得や長期連休の取得を推奨しています。
従業員数、女性従業員比率、女性管理職比率(連結)
従業員数(連結)
女性従業員比率、女性管理職比率(連結)
正規雇用採用者に占める中途採用者の割合※/管理職に占める中途採用者の割合
※各年度の総正規雇用採用者に占める中途採用者の割合
障がい者雇用率(連結)
離職率(連結)
※4月1日時点の従業員のうち、年度内に自己都合の理由により離職した割合
※2024年3月期は希望退職プログラムを実施
育児休業取得率(連結)
※各年度に本人または配偶者が出産した従業員数を母数、育児休業を取得した従業員数(前年度までに本人または配偶者が出産した従業員を含む)を分子として算出
年次有給休暇取得率(連結)
※その年度に新たに付与される有給休暇の取得率