- 長期ビジョン「Vision 110」
- 「Vision 110 -Stage1-」
概要 - 「Vision 110 -Stage1-」
事業戦略 - 「Vision 110 -Stage1-」
成果目標
当社グループは、新長期ビジョン 「Vision 110」(2023年度~2032年度)を策定し、2023年度より中期経営計画「Vision 110 -Stage1-」(2023年度~2025年度)を開始いたしました。
長期ビジョン 「Vision 110」(2023年度~2032年度)策定の背景
当社グループは、中核会社である杏林製薬(株)の創業100周年に当たる 2023年を見据えた長期ビジョン「HOPE100」を策定し、対象期間(2010年度~2023 年度)を3つのステージに分け、2020年度より長期ビジョンの総仕上げとなる中期経営計画 「HOPE100 -ステージ3-(2020年度~2023年度)」を推進してきました。
しかしながら、この間、事業を取り巻く外部環境は、毎年の薬価改定(いわゆる中間年改定)等の医療費・薬剤費抑制策のさらなる推進、新型コロナウイルス感染症拡大による受診抑制の影響等、想定外の事象が発生し、当社グループの経営に多大な影響を及ぼしました。他方、内部環境としては、成長ドライバーとして期待する新薬が出揃ったことに加え、診断事業等の新規事業が軌道に乗りつつあり、成長期を迎えたものと捉えられます。
このような状況に鑑み、当社グループは当社が創業100周年を迎える2023年度、グループ体制の刷新を行うとともに、長期ビジョン「HOPE100」を1年前倒しで終了し、長期ビジョン「Vision 110」及び中期経営計画「Vision 110 -Stage1-」を策定し、開始することとしました。
外部環境の変化
社会環境
- 少子化・高齢化の進展
- 地政学的リスクの高まり
- サスティナビリティ関連課題に対する企業への取り組み要請
医療環境
- 医療財政逼迫に伴う医療費・薬剤費抑制策の推進
- 個別化医療、スペシャリティ領域の進展
- 治療に加え、診断・予防に対するニーズの高まり
- 医療現場への情報提供のあり方の変化
- 医療におけるDXの進展
医薬品環境
- 創薬の高度化・難易度上昇
- 創薬モダリティの多様化・複雑化
- 製薬企業への信頼性確保の要望の高まり
当社の課題
新医薬品事業(中核事業)
- 新薬の継続的な創出
- 開発パイプラインの拡充、DTxへの対応
- 新薬の成長加速
新医薬品以外の健康関連事業
- 後発医薬品事業の成長力向上
- 医薬品の安定供給、原薬等の安定調達
- 診断事業等の成長
企業基盤
- コスト競争力の向上
- 環境・コンプライアンス・ガバナンス等への対応
長期ビジョン「Vision 110」について
当社グループは、企業理念「キョーリンは生命を慈しむ心を貫き、人々の健康に貢献する社会的使命を遂行します」の具現に向けて、 10年後の創業110周年に向けた長期ビジョン「Vision 110」を策定いたしました。
目指す姿は「医療ニーズに応える価値の高い新薬を継続的に提供する新医薬品事業を中核に据え、健康関連事業を複合的に展開し、人々の健康に幅広く貢献する企業」とし、その実現に向けて取り組みます。
長期ビジョン
創業110周年に向けたビジョン
- 目指す姿
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医療ニーズに応える価値の高い新薬を継続的に提供する新医薬品事業を中核に据え、健康関連事業を複合的に展開し、人々の健康に幅広く貢献する企業
- 期間
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2023年度 ― 2032年度(10年間)
- 中期経営計画
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- Stage12023年度 ― 2025年度
- Stage22026年度 ― 2029年度
- Stage32030年度 ― 2032年度