開発パイプライン

2024年2月6日現在

杏林製薬(株)は、疾患研究から見出された有望な創薬ターゲットと最新の創薬技術を掛け合わせることにより、新たな価値を創出する創薬イノベーションに取り組んでいます。

また開発パイプラインの拡充に向け、対象とするモダリティ・疾患領域を拡大して幅広い導入活動を行うとともに、国内外製薬企業とのパートナリング活動を積極的に展開しています。

PhⅢ ~承認

開発段階 製品名・開発コード
薬効
起源 特徴
PhⅢ(22年9月) KRP-R120 / 間質性肺疾患
(肺サルコイドーシス)
atyr社
(エイタイヤ―)
融合タンパク製剤であり、Neuropilin-2 受容体(NRP2)に結合することで過剰な免疫細胞の活性化を抑制する作用を有し、ファースト・イン・クラスの治療薬として肺サルコイドーシス等の炎症疾患への効果が期待される

POCプロジェクト(PhⅠ~PhⅡ)

開発段階 製品名・開発コード
薬効
起源 特徴
PhⅠ(22年8月) KRP-114VP / 過活動膀胱 メルク社 「ベオーバ」の小児への適応拡大
PhⅠ(21年4月) KRP-A218 自社 宿主分子を標的とし、体内におけるウイルス増殖を抑制する抗ウイルス薬

導入品の状況

開発段階 製品名・開発コード
薬効
起源 特徴
PhⅡ(19年12月)
あすか製薬
AKP-009 / 前立腺肥大症 あすか製薬 新規アンドロゲン受容体モジュレーター作用を有し、前立腺縮小作用に加えて排尿機能改善作用を併せ持つ、新しい前立腺肥大症治療薬として期待される

導出品の状況

開発段階/海外 製品名・開発コード
薬効
導出先 起源 特徴
PhⅢ KRP-203 Priothera社(プリオセラ) 自社 S1P受容体アゴニスト

DTxの状況

契約先 開発コード 適応症 備考
サスメド KRP-DT123 耳鳴 耳鼻科領域における治療用アプリの共同研究開発及び販売に関する契約を締結(22年11月)
特定臨床研究開始(23年9月)