連結子会社であるActivX社の事業終了および解散方針の決定に関するお知らせ
2022年8月 2日
当社の子会社である杏林製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荻原 茂、以下、杏林製薬)は、本日開催の取締役会において、杏林製薬の子会社である ActivX Biosciences, Inc.(米国カリフォルニア州、President and CEO:Hugh Rosen、以下 ActivX 社)について 2023年3月31日を目途に解散する方針を決定いたしました。
杏林製薬は、2004年に独自のプロテオミクス技術を有するバイオベンチャー企業であるActivX社を100%子会社化し、同社の基本技術を活用して医薬品候補化合物の探索研究の効率化・スピードアップに結びつけてきました。近年は、同社の KiNativ(キナーゼの網羅的解析技術)をプラットフォームとして、杏林製薬の疾患モデル解析技術および低分子創薬技術と併せ、新奇(ノーベル)な創薬ターゲットの創出、ならびに医薬品候補化合物の創製に取り組み、初期段階の探索研究テーマの量的・質的な充実を図ってきました。今般、創薬研究技術の進展や多様化が進む中、当社グループとして創薬投資の効率性・生産性を検討した結果、低分子化合物の創製において ActivX社は一定の役割を果たしたと判断し、事業を終了することといたしました。
本件の2023年3月期の連結業績予想に与える影響は軽微です。
【ActivX 社の概要】
会社名 :ActivX Biosciences, Inc.
所在地 :11025 N. Torrey Pines Rd.,La Jolla, CA 92037, USA.
代表者 :Hugh Rosen, MD, PhD.
主な事業内容 :医薬品候補化合物の探索研究と化合物の評価等
資本金 :US$ 1(杏林製薬 出資比率100%)
詳しくは下記のPDFファイルをご覧ください。