「遺伝子解析装置GeneSoC®mini」の発売について
2021年10月20日
キョーリン製薬ホールディングス株式会社の子会社である杏林製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:荻原 茂、以下「杏林製薬」)は、「遺伝子解析装置 GeneSoC mini」を医療機器として本日届出をし、11 月下旬を目処に発売いたします。
「遺伝子解析装置 GeneSoC mini」はリアルタイム PCR※1 法に基づいた、独自のマイクロ流路型サーマルサイクル技術により、短時間(5-15 分程度)で試料中のターゲット遺伝子を解析することができる装置です。また、軽量・小型で限られたスペースにも設置することができます。
本装置の迅速性と小型化の実現により、POCT※2対応機器として、医療の質、患者さんの QOL※3および満足度の向上に寄与いたします。
杏林製薬は、マイクロ流路型遺伝子定量装置「GeneSoC」と「遺伝子解析装置 GeneSoC mini」を通して、新型コロナウイルスをはじめとした感染症における PCR 検査の時間短縮等、さらなる検査体制の充実、及び迅速な検出方法の構築に向け、より一層の貢献をしてまいります。
なお、本件の 2022 年 3 月期の業績予想に与える影響は軽微です。
※1 PCR(Polymerase Chain Reaction) : ポリメラーゼ連鎖反応のことで、遺伝子を増幅される技術
※2 POCT(Point of Care Testing) : 臨床現場即時検査、患者サイドで行う検査
※3 QOL(Quality of Life) : 生活の質
製品概要
■ 製品名:「遺伝子解析装置 GeneSoC®mini」
■ 希望納入価格(タブレットを含む):1,152,800 円(税込)
■ 外観寸法:上面直径約86mm×底面直径約105mm×高さ約 155mm
■ 重量:約 650g(AC アダプター除く)
■ 製造販売届出番号:13B3X10244000001
詳しくは下記のPDFファイルをご覧ください。