新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬「ラゲブリオカプセル200mg」のコ・プロモーションに関する覚書の締結
2021年12月27日
当社の子会社である杏林製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:荻原 茂、以下 杏林製薬)は、MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:カイル・タトル、以下 MSD)が製造販売承認を取得した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する経口投与の抗ウイルス剤「ラゲブリオ カプセル200mg」(一般名:モルヌピラビル、以下「ラゲブリオ 」)について、同社と日本国内におけるコ・プロモーション提携に向けた交渉権に関する覚書を締結しました。
杏林製薬は本覚書のもと、MSDと国内における「ラゲブリオ」のコ・プロモーション提携に関する契約について交渉してまいります。
「ラゲブリオ」は、経口投与が可能な強力なリボヌクレオシドアナログの治療薬で、新型コロナウイルス感染症を引き起こす SARS-CoV-2の増殖を阻害します。また、重症化リスク因子(高齢、肥満、糖尿病等)を1つ以上有し、軽症から中等症の成人患者を対象とした第3相臨床試験(MOVe-OUT試験)の中間解析結果に基づいてMSDが特例承認の適用を希望し、製造販売承認を取得しました。
杏林製薬は、重点領域(呼吸器・耳鼻科領域)において、さらなるプレゼンスの向上を図るとともに、新型コロナウイルス感染症治療への貢献を目指します。
なお、本件の2022年3月期の連結業績予想に与える影響につきましては、確定次第、速やかに公表いたします。
詳しくは下記のPDFファイルをご覧ください。