MEMBER
MRの現場

MEMBERMRの現場

チーム自分を、
前向きさせる。

Kyorin キョーリン製薬 RECRUIT

ENTRY

NORITSUGU YAMASHITA

山下 記承

関西支店
2012年入社 薬学部卒

※掲載内容は取材当時のものです

Profile

薬剤師を志していたが、大学での研修授業でMRという仕事の存在を知り、MRを目指すようになる。入社4年目までは開業医を担当していたが、去年から大学病院を中心に基幹病院の担当となる。旅行に行ったり、食事会を開いたりするなど、同期で集まって楽しむことも多い。

より患者さん力になれる仕事だと思ったから、
志望薬剤師からMRへと
切り替えた。

どうしてMRになろうと考えたんですか?

薬剤師になりたいと思って大学は薬学部に進学したのですが、6年生の時に研修授業で薬剤師とMRの仕事をそれぞれ見る機会があり、はじめてMRという仕事について知りました。その時、医師から指示された薬を処方する薬剤師に対して、MRは医師に自らアプローチすることで、より能動的に医療に貢献できる仕事だと感じ、ほとんど迷うことなく志望を薬剤師からMRへと切り替えました。キョーリン製薬を選んだ理由は、チームのメンバーと切磋琢磨することによって、自分自身を成長させることができると考えたからです。また、就職活動での選考を行っていく段階で実感したアットホームな雰囲気は、きっと仕事のしやすい環境につながっているのだろうと判断し入社を決めました。

入社してからはどうでしたか?

新人の頃の話ですが、「いきなり製品紹介か!?そんなヤツおらんぞ」と言ってくれた医師のことは、今でもはっきりと覚えています。当時の私は、製品について会社からレクチャーされたことをそのまま「今日は、これを紹介したいんです」といきなり医師に話し出していたのです。人に何かを伝えるにはどうすればいいか。相手にも聞く準備が必要であり、その準備をつくるのも自分たちの仕事であることに、まったく気付いてなかったんですね。社外の人で叱ってくれる人の存在は、本当にありがたいです。それからは、医師との真の対話を心がけるようになりました。まずは、自分を知ってもらうこと、医師を知ること。そこから患者さんを治療する上での悩みや課題を知り、初めて自分の提案ができるようになりました。

MRの仕事でチーム制の良さというのは、どういうところにありますか?

もちろん相談しやすいことはありますが、チームの存在そのものに自分を後押ししてくれる力を感じます。MRの仕事は、ひとつひとつ種を蒔いて水をやるようなことの積み重ねで、成果が現れるのに時間がかかることもあります。モチベーションを保つのが難しく、今日やらなくてもどうにかなる、という気持ちになりそうな時もあります。そんな時でも、チームの雰囲気や何気ない一言が、自分の気持ちを前向きにさせてくれます。だからこそ、チーム内では年齢も社歴も一番下の私が頑張ることで、アイツがやっているから俺もやろう、といったムードをつくることを心がけています。チームが一丸となって目標をクリアした時はみんなで喜べるので、自分の目標をクリアした時より、達成感も倍増ですしね。

未訪問病院だけれど、
見込み立て、ゼロから結果導き出した。

これまでの経験で、印象に残っていることは何ですか?

新しく出す薬について調べていくと、大きな需要が見込める病院があったのですが、その病院はキョーリン製薬の採用実績はなく、長い間、未訪問という状況でした。それでも、この薬が役立つ患者さんが、この病院にはたくさんいるとの想いから訪問しました。はじめは当然のように会ってもらうことはできません。それでも頻繁に足を運ぶことで少しずつ会ってもらえるようになり、さまざまな話をする中で先生のニーズを捉え、薬の提案へと至ることができたのです。採用が決まった時には、最初の訪問から1年以上は経っていました。そして今では、非常に多く処方されるようになっています。それは、その病院に必要とする患者さんが多くいたという証でもあり、見込みを立て、ゼロから結果を導き出せたことは、とても印象に残っています。

MRとして目標にしていることは何でしょうか?

担当エリアにおいて、キョーリン製薬のシェアが全国No.1になることを目標にしています。全社でデータは随時共有されており、他のエリアに比べてシェアが低ければ、原因はどこにあるのかを考える指標にもなるので、気にして見ています。その目標に近づくためにも、もっとスキルを上げなければいけないですね。MRは個性が結果に出る仕事で、やり方に正解というのは、ないのかもしれません。そんな中で理想のMR像としては、先生が求めていることに対して、すぐに要求に応えられる薬のスペシャリスト。自社製品についてはもちろん、他社製品のことまで。そのうえで正しい情報を提供することが、ビジネスとしての力にもなり、患者さんにも貢献できると思うからです。

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