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杏林製薬(株)・千寿製薬(株) 「バクシダール点眼液」「ケタス点眼液」に関する売買契約の締結について

1999年12月21日

杏林製薬株式会社(社長 荻原郁夫 資本金 36億23百万円 本社 東京都)と千寿製薬株式会社(社長 吉田祥二 資本金 14億16百万円 本社 大阪府)は、抗菌点眼剤『バクシダール点眼液』(杏林製薬(株)が販売中)、及び抗アレルギー点眼剤『ケタス点眼液』(杏林製薬(株)が申請中)に関する売買契約をこのたび締結しました。

  1. 『バクシダール点眼液』については、平成12年1月より、杏林製薬(株)から千寿製薬(株)へ販売を移管します。
  2. 『ケタス点眼液』については、杏林製薬(株)が千寿製薬(株)に販売を委託します。
  3. 両剤とも製造は杏林製薬(株)が行います。

杏林製薬(株)と千寿製薬(株)は、本年6月に販売に関する包括的な提携についての基本覚書を結び、杏林製薬(株)は耳鼻科領域を、千寿製薬(株)は眼科領域を重点化すべく製品構成を領域別に見直し、重点領域の集約、強化及び相互補完を両社協力のもと進めております。
今回の契約により、千寿製薬(株)にとっては眼科領域の商品群の補完が図られます。また杏林製薬(株)にとっては眼科市場で強い千寿製薬(株)に販売移管することで、自社販売を上回る収益が期待でき、また自社MRを重点領域へ集中化できることになります。
この他の販売提携についても、製品ごと、開発途上品ごとに評価・検討を進めており、今後も個別に契約を締結していく予定です。

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