「ノイセフ静注用」HMRGより販売移管
1997年5月12日
セフェム系抗生物質製剤「ノイセフ静注用」
へキスト・マリオン・ルセルグルーブより杏林製薬に販売移管
セフェム系抗生物質製剤「ノイセフ静注用」は、輸入・販売提携をへキスト薬品工業株式会社(本社:〒107東京都港区赤坂2-17-51、社長:野口正喜)、販売を日本へキスト・マリオン・ルセル株式会社(本社:〒107東京都港区赤坂2-17-51、社長:マーク・デュノワイエ)が行ってきましたが、本年6月1日を以て杏林製薬株式会社(本社:〒101東京都千代田区駿河台2-5、社長:荻原秀)が「ノイセフ静注用」の販売を行うことになりました。尚、同製品の輸入はへキスト薬品工業(株)が引き続き行い、日本へキスト・マリオン・ルセル (株)は総販売元として杏林製薬(株)に供給いたします。
「ノイセフ静注用」の杏林製薬(株)への販売移管は、感染症領域のプロダクトラインの見直しを行っていた日本のへキスト・マリオン・ルセルグルーブと、感染症領域に実績があり、さらなるプロダクトラインの充実を図ることを目的としていた杏林製薬(株)両社の事業方針がー致し、このたび合意に至り実現したものです。
杏林製薬(株)は、日本へキスト・マリオン・ルセル(株)及びへキスト薬品工業(株)の従来からの販売先に対して継続納入を図るとともに、医療機関への適切な医薬情報提供・収集を通じて、化学療法領域においてより幅広い事業を展開していくことになります。
製品概要
1.製 品 名 | 「ノイセフ静注用」 (Neucef for intravenous injection) |
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2.一 般 名 | セフォジジムナトリウム (cefodizime sodium) |
3.開 発 | へキスト社/仏ルセル・ユクラフ社の共同開発 国内においてはへキストジヤパン(株)と大鵬薬品工業(株)の共同開発 【尚、同一成分別ブランドの「ケニセフ」はこれまで通り大鵬薬品工業(株)が販売。】 |
4.輪 入 | へキスト薬品工業(株) |
5.総 販 売 | 日本へキスト・マリオン・ルセル(株) |
6.販 売 | 杏林製薬(株)【1997年6月1日より】 |
7.薬効分類 | セフェム系抗生物質製剤 |
8.特 徴 | 1)幅広く、強い抗菌力と良好な体内動態 2)食細胞との強い協力殺菌作用 3)感染防御低下時においても優れた治療効果 4)各科領域感染症に優れた臨床効果 |
9.承 認 | 1990年3月 |
10.薬価収載 | 1990年5月 |
11.発 売 | 1990年7月 |
12.薬 価 | 1g(力価) 2,072円 |
13.包装単位 | 1g(力価) 10バイアル |
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